5月21日付け上毛新聞に、高崎署が恐喝未遂容疑で幹部組員(59)を逮捕したという記事を見つけました。
逮捕容疑は、4月21日午後11時半ごろから22日午前2時ごろにかけ、高崎市内の飲食店を経営する男性(64)に対し、数年前に男性が遭った交通事故の示談交渉の謝礼金をめぐって現金を脅し取ろうとした疑い。容疑者の幹部組員は男性から謝礼金をすでに受け取っていたが追加金を要求したとみられるとのことです。
新聞報道が事実とすれば、この男性は幹部組員に示談交渉を頼んだという関係でしたが、結果として組員の標的になり被害者になってしまったようです。
暴力団員による被害者の中には相手方のみならず組員に依頼した者も少なくないという話をよく聞きますが、この事例は依頼者であっても被害者になり得ることを我々に教えてくれます。