コンプライアンス

保育園の園長さんらの研修会で、コンプライアンスについて、お話しする機会がありました。

「コンプライアンス」という言葉は、ふつう「法令を遵守する」と訳されています。ただ、「職業倫理に従った行動をとる」という意味で用いられることもあるようです。

研修会では、セクハラ・パワハラといったハラスメント、飲酒運転、機関誌購読の拒否、個人情報の漏洩など、様々な事例を通じて、積極的な討論がなされ、コンプライアンスについての理解が深められたように感じました。

これから、忘年会・新年会のシーズンです。飲酒運転などが起こらないよう十分注意したいところです。

研修会では、ある園長が、「うちでは、忘年会後の帰宅手段、タクシー、代行車などの手配の確認が完了するまでは、忘年会は開始しないことになっている」と述べていたのが大変印象的でした。

ちなみに、酒気帯び運転(※1)は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に、酒酔い運転(※2)は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金に、それぞれ処せられます。
※1 アルコールの程度は、血液1ミリリットルにつき0.5ミリグラム又は呼気1リットルにつき0.15ミリグラム以上
※2 アルコールの影響で正常な運転ができないおそれがある状態での運転

職場の忘年会は、私的な飲食とは異なり、業務又はこれと関連がある行事と評価できる場合があります。
そのような忘年会後の飲酒運転で交通事故が発生したときは、運転者は勿論ですが、飲酒運転が起きないよう適切な指導・監督がなされていない場合には、保育園自体も被害者に対して損害賠償責任を負う場合がでてくるのではないでしょうか。